クリスマスレッスンが終わったら、じっくり読もうと思っていた
お菓子のレシピ本がありました。



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八王子の名店「ア ポワン」の岡田シェフの著書です。
(現在は閉店)




ア ポワンは、私もかつては名前はときどき聞いていて、
いつか機会があったら訪ねたいと思っていました。




今回著書を拝読し、その素晴らしさに感銘を受けました。
私はプロの著書を本当にたくさん持っていますが、
説明の丁寧さはナンバーワンです。


それだけでなく、シェフの哲学が緻密に記されていて、本当に感動しました。






そして私は全然知らず・・
最近お菓子の講師仲間さんから教えていただいたのですが、



岡田シェフは脳出血で倒れられ、2012年お店も閉店を余儀なくさせられた。
体の右半分に麻痺が残り、利き手の右手が一切使えなった上に、
片麻痺のため例えばお風呂でおぼれそうになるほど、体が不自由になられたそうです。



あれほどのトップシェフが聞き手の右手が一切使えなくなるとは、
どれほど辛いことだったでしょう。



9年間ほどのふさぎこまれた辛い時期を乗り越え、
シェフは今また立ち上がりました。




ワンハンド料理をインスタグラムに投稿し、大きな反響を得て、
春にはNHKのあさいちに出演されるなどといったこともあり、
そしてプリン屋を開こうという新たな目的を持たれたと・・・。



ネットを検索するといろいろな記事がでてきました。
こちらはその一つです。
「ア・ポワン」元シェフ岡田吉之 脳出血で麻痺が残り、片手で調理したワンハンド料理をインスタグラムにあげたら大きな反響に。「生きててよかった」と今は思える<後編>(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース




記事の中で、特に心に残った一文です。



できなかったことができるようになれば、世界が広がる




大きな挑戦だけが意味あることではなく、
等しく皆「できなかったことができるようになれば、世界が広がる」
これは人生の真実だと強く思いました。



たとえどんなどん底へ落ちようとも、
できなかったことができるようになる瞬間は誰にでも訪れます。
それは希望だよなぁ・・としみじみ思いました。




岡田シェフのようなスーパートップシェフでも、
それがわかるまで9年かかったということも、
凡人の私は励まされます。






今回の著書は、シェフがまだパティスリーをやっていた頃のものですが、
シェフのレシピをアレンジして、焼き菓子を作ってみたところ、
私の中でのヒット作が生まれました




昨日、今日と微調整しながらその焼き菓子を作り、写真を撮りました。



「今年のブログの最後を飾る出来栄えだ
と自負しております。(笑)






そちらもお楽しみにしていただけたらと思います。







つくレポ



K山さんから、ホワイトクリスマスケーキのつくレポが届きました。



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うわぁ〜
なんて素敵なのでしょう



K山さんも、
お披露目のときの歓声がたまらないですね

と書いてくださいましたが、
そりゃー歓声も上がるでしょう(拍手)
と、素敵な出来栄えを拝見し、私も思いました


ホワイトクリスマスケーキは
2019年12月のレッスンメニューでした。



K山さん、素敵なつくレポをありがとうございました
クリスマスケーキ第1弾とのことですので、
また第2弾のつくレポもお待ちしています








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