豪雨による被害の大きさに、胸が痛んでいます。

河川の氾濫、町の水没、土砂崩れに巻き込まれた家屋、次々と映し出される映像を見ていたら、
一瞬、大規模な災害の前に足がすくみ、気力が萎えてしまう自分を見た気がしました。  
もう無理・・・って、諦めてしまいそうになる自分。

でも、そういった思いをすぐに打ち消すいつもの自分もいます。

そして思います。
いずれ雨は止む。 嘘のように晴れる日がすぐに来る。

いつもの日常に戻って、歩み始めなければならない。
物理的にも精神的にも負ってしまった大きく深い傷を抱えて、
また歩み始めなければならない。

助け合って、支え合って、そして自分を強くもって、歩んでいかなくてはならないのだろうなと。



西日本で被害に合った人たちに、直接私が出来ることは何もない。
(間接的にはあるにしても)
でも、だから、私は日頃から自分の身近な人たちの力になれるように行動したい。

今元気な私は、身近な誰かのために役に立てる行動をしたい。
いつか私が困ったときは、きっと誰かが手を差し伸べてくれる。
そうやって助け合って、支え合って、皆生きていくということなのだろうなと、そんな風に思う。



楽天的で能天気な私だけれど、きっと将来不幸に見舞われると思っている。
地震、水害、雪害、命に関わるような病気、事故・・・。
どれが一番先にやってくるかわからないけれど、どれかに見舞われると覚悟しています。


だからと言って悲観的になっている訳ではなくて、受け入れるしかない、立ち向かうしかない、
乗り越えて、また続きの人生を歩むしかない、と覚悟しているだけ。


1つや2つや3つくらいの不幸は、誰の人生にも「込み」だと思っている。


ただ、直面した時に本当にそんなに強くいられるかな、とも思う。
だけど、今日綴った思いを思い出すことはできて、思い出したらきっと、
絶望や悲嘆から少し明かりが刺し込む方向に、目を向けられるだろうなと思う。



災害や病気などで、とても辛い状況に陥ってしまったとき、
どうやって生きていけば良いのだろう・・・と、時々考えることがあります。
そして答えは、いつも決まっています。

人と人との心の通じ合いだけが、救いとなる。

避難所で温かい言葉を掛け合う自分が目に浮かんだり、
ちょっとした思いやりの心に感謝したり、そんな自分が目に浮かぶのです。

辛く苦しい状況下でも、嬉しいとか有難く思う小さな事柄は必ずある。
だから、「幸せ」は環境を選ばない。
どこにでもある。 
どんなに辛く苦しい状況下でも、毎日毎日幸せな瞬間ってあるのだと思う。

そういった幸せな瞬間を作りながら、人は大きな困難を乗り越えていく。

これが、私が思う生き抜く術で、人生です。


なんだか一気に書きました。
日々の小さな幸せを、ひとつひとつ繋げていく。
グリペールのペール perleは真珠。 パールのこと。
だからかどうかわかりませんが、私には、毎日毎日1粒の真珠を繋げていく。
人生ってそんな作業のような気がしています。


さて、(と一変します)
今日は先日のシューモンブランを、撮影用にクリームを絞りなおしてみました。

前回は試作で味をみたかっただけで絞り方に注意していなかったので、
ヨレヨレでした

シューモンブラン11





















ちょっと良くなったかな?
あまり変わらないかな・・・

和栗のクリームの方(黄色の方)が、やや絞りづらいです。

シューモンブラン12






















栗好きなので、2個ペロリといただいています

シューモンブラン13