一昨日の日曜日、私は着物を着る機会がありました。

着付けはいつもお願いしているのですが、親戚筋でその業界の女社長さんにお願いしました。
全く苦しくならず、美しくてラクなのです



一昨日も、早朝から私を待っていてくださり、相変わらずお元気そう。
お年をお伺いすると、

「86歳」とのこと
もちろん現役でお仕事をされています。
素晴らしいです


余談ですが、その日は着物を着て車を運転して帰ろうと思っていた私に、
それを知った叔父が、心配だからと車の送迎を申し出てくださいました。

優しく紳士的な叔父なのです。

でも叔父の義母に当たる女社長さんは、
「大丈夫、大丈夫! 私なんか、着物を着て、子供がいたってさんざん運転したから」と
軽く言い放っていらっしゃいました (*^_^*)


私は私で、叔父や母には、タクシーで行きます と言ったくせして、ついマイカーで行ってしまいましたが (^_^;


さて、着付けが始まると86歳の社長さんは、

「いい加減な着付けをする人がいるけど、それではダメなの。
一番美しく仕上げなければ。」と。

厳しく、そしてこだわりを持って、美しく仕上げる。


「キツくても我慢するようじゃ、絶対ダメなの。
着物は我慢するものじゃないの。
絶対キツくなんかないの


その人とその着物が一番美しく見えるよう技術を駆使し、そして着心地の良さを厳しく追及する姿勢に、
私は反応して、お話をお伺いしながら、どんどん元気になっていきました。


朝は早いし、最近寝不足で疲れ気味でヨレヨレしていたのに、
社長さんのお話をお伺いしているうちに、鏡に映る自分の顔が、
どんどん血色が良くなってくるのがわかりました。

「すごいなぁ、これもインナービューティーだ。
精神的な昂揚って、即効性のある美容液だわ。」と思った私。


最後に社長さんは、
「今日の貴女は、さりげなく目立たなくちゃいけないの。」と言いながら、
メイクを直してくださいました。


素晴らしい人生の先輩である仕事人です

私よりちょうど3まわり上の巳年。
私も、心がけを良くすれば、80歳すぎまで好きなお仕事ができるかもなんて思いました。


体に痛いところなど1つもなく、お薬もまったく飲んでいないとのこと。


どうかいつまでも現役でお仕事をなさっていてください。
他の人では、嫌です。

その日の完璧な着付けのおかげで、夜になっても着物を脱がずに、私は終日着物のまま
しゃかしゃか動いていました。



これから、ときどきは着物で出掛ける機会を作りたい・・・なんて私、夢見ています



今日のblogには写真がないので、こちらは先週金曜日にレッスンが終了したスイーツたち。

IMG_0013





















いつまでも元気で、好きな仕事を続けられますように。
そしてプライベートも大切にし、ONとOFFのある人生を歩めたらいいな。。。
なんて思います。