最近松本でパティスリーをオープンされた喜島シェフ。

東京・汐留の<コンラッド東京>の元エグゼクティブ・ペストリー・シェフ。
WPTCなどの国際コンクールでの受賞歴があり、私の憧れのシェフの1人でした。

松本でオープンされると聞いたときは、驚愕しました。

 

オープン当日、私もお店に足を運び、今までのシェフのお菓子と180℃方向性が異なっていて驚いたのですが・・・。

 

今日、専門誌でシェフの言葉を読み、驚きと共に、納得しました。

「カッコいいお菓子を出すんじゃないかと、皆さんに心配していただいたのですが、・・・」とありました。

えーーっ、カッコいいお菓子が松本でも食べられる!って、私も生徒さんも期待していました。

心配していた人も多かったなんて・・・、認識のギャップに驚きました。


「基本的には生クリームとスポンジがベースになったもので、ホテルで作っていたようなものはありません。」とのことです。

 

わたし的にはシェフのコンセプトが残念でなりませんが、それは嗜好の問題。

シェフをよく知る私の師匠も、「喜島シェフは繊細なお菓子を作られる方で、またお人柄もとっても良くて素敵な方です。」とコメントされていました。

いずれにしても、実力派のシェフが松本でオープンしてくださったことは、嬉しい限りです。

 

メイン・ターゲットは小さなお子さんのいる主婦層とのこと。
ターゲットからはずれてしまった私は、かなり残念ですが・・・(未練たらしくて失礼・・・)、美味しいケーキが並ぶお店として、今後も注目させていただきます。