実は今朝、とても、とても悲しいご連絡をいただきました。

ある生徒さんの訃報です。
お嬢さまから、ご連絡をいただきました。

そして夕方、生徒さんのご友人からもお電話をいただき、また一層せつない気持ちが込み上げています。

ご友人が仰っていました。
彼女は、本当に綺麗な生き方をした方で、みんなが目標にしていました。

よく分かります。

 

穂高で、それはそれは素敵なアンティークのお店をされていました。

ご病気で入退院を繰り返されていましたが、いつも前向きでいらして、病気についての弱気な発言など聞いたこともなく、凄い方だと、私はいつも密かに思っていました。

携帯式の点滴を付けて、レッスンにご参加されていましたが、いつもと変わらないそぶりに、だれも彼女が重いご病気と闘っているとは気付かなかったと思います。


年が明けてから、お休みされていた間のレシピとお菓子の写真をご郵送した際、
「まぁ、なんて美しいのでしょう!!」と、逆に私が嬉しくなるようなメールをいただきました。

「美しいもの、綺麗なものが大好きだった母ですので、そのようなものを探しに、旅に出ていると、まだしばらく思うことにします。」と仰ったお嬢さまのお気持ちを思うと、辛くなります。

 

亡くなった私の父と、同じ病気だったのかもしれません。
手術が同じでしたから。

今日1にち、私はいろいろなことを思い、考えました。

 

ご冥福をお祈りいたします。