昨日の、自由が丘・ラトリエ ドゥース コリーンのレッスンは、中級者向けのハード・レッスンでありつつ、非常に興味深い、充実したレッスンでした。

私が2大ポイントと思った点は、
1.シブーストとキャラメリゼについて学ぶ
2.フランス・ロレーヌ地方を満喫

1

 

 

 

 

 

 

シブーストとは、クレーム・パティシエール+イタリアン・メレンゲのクリームで作るタルトやパイのこと。
ふわふわの美味しさを生みだすためには、技術が必要です。


ロレーヌ地方は、3月に行ったアルザス地方のお隣。
中心都市は「ナンシー」。
特産品のミラベル、そしてベルガモットが今日の食材。
そして、マカロン・ナンシーも作り、十分すぎるほど、ロレーヌに行った気になってしまいました。(笑)

 

ミラベルは黄色くて小粒なスモモのようなフルーツ。
杏ほど酸味は強くなく、香りが高い。
アルザスではミラベルのタルトをよく見かけましたが、旬が短い果物のため、なかなか生を口にするのは難しいと思います。

 

昨日はミラベルをスパイスでソテーし、クレーム・ドゥーブルでクラフティにして、その上に、ショコラのシブーストを乗せました。

 

ミラベルがシロップ煮になった缶詰は、製菓材料として手に入りますが、残念ながら素材の良さが生きているとは言えない。

冷凍でしたらとても良いものが手にはいるので、特別レッスンなどで、ご紹介したい食材だと思いました。
ねっ、松本の空気の中で、フランス・ロレーヌを体感しましょうよ!

その後クラフティー自体は、りんご、チェリーなど、地元の食材でアレンジしていけばよいのです。

 

ミラベルのオードヴィもとてもよい香りで、気に入りました!
ぜひそれも振りかけて、香り高いお菓子を作りたいですね。

そしてナンシーは、ベルガモットのお菓子が豊富だとのこと。
ベルガモットのパート ド フリュイなども、とても美味しかったそうです。


ロレーヌの特産品について → http://www.ot-nancy.fr/nihongo/

 

ちょっと調べたら、パリからEuro cityで2時間40分。
行ってみようっと。 (気軽に言うなぁ・・・)