ドイツ・アルザス紀行 #7
アルザスの料理の中で一番有名なのは、ベッコフではないでしょうか?
ベッコフという陶器の鍋に肉と野菜を詰め、パン窯で煮込む、郷土料理です。
宿のレストランのベッコフは大当たりで美味しく、思わず陶製の鍋を買ってかえりたくなりましたもの。
牛や羊の肉を、まずアルザスの白ワインで漬け込み、あとはジャガイモ、にんじんなどの野菜と鍋に詰め、昔はパン屋へ持っていき、パン屋さんが鍋のふたの隙間をパン生地でふさいで、パン窯で煮込んでくれたそうです。
素朴ながらも、ワインと肉のうまみで、美味しく煮込まれたアツアツの野菜たち。
アルザスの白ワインとピッタリのマリアージュ!
ベッコフ鍋 ↓
いたるところで、売っていました。
アルザスの名産のフォアグラもホントに美味しく、前菜でぺろりといただき、もう1つの特産、マンステール(ウォッシュタイプのチーズ)を薄切りパンの上でトロリと焼き、サラダに乗せたお料理などをオーダーし、郷土料理と白ワインに2日目の晩は舌鼓を打ちました。
フォアグラをパイで包んだものも、あちこちで見かけ、こちらもとても美味しかったです。 ↓
3日目の夜は、カイゼルスベルグのモダンな専門店で、こちらも郷土料理のタルト フランベをいただきました。
昨夜の素朴なレストランから一転して、「ここ青山?」というような雰囲気。
バーのようなカウンター席で、インテリアはモダンで、暗くお洒落な店内。
カサブランカの一輪挿しが格好良く似合っている。
イケメン揃いのスタッフは、サービスと笑顔も満点。
タルト・フランベは、ごく薄いピザのような食べ物で、ピザよりずっとあっさりしています。
基本のトッピングはオニオンとチーズですが、いろいろなバリエーションがありました。
こちらは、アルザス・ビールがお似合いでした!
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