1HAPPY VALENTINE'S DAY!!


今年のバレンタインデーも、生徒さんから個人的なご相談を受けたりと、いろいろなドラマがありました。

 

今日は雨宮塔子さんが雑誌の中で書いていたエッセイから・・・

彼女は元TBSのアナウンサー、現在はサダハルアオキ(私が好きなパティシエ)の妻でパリ在住の35歳。 2人の子供がいる。

 

彼女が夫婦でレストランへ出掛けた時のこと。
なんと、カトリーヌ ドヌーブがプライベートで同じレストランに現れた。

遠慮しつつもドヌーブのオーラに引き寄せられ、目線がそちらに行ってしまう塔子さん。ふと、視線が合った! ドヌーブが自分に微笑んだようにもとれる!
声をひそめながらも興奮して、夫に報告する。
「信じられない! ドヌーブが私に微笑んでいるっ!!」

アオキ氏の答えがいい・・・。
「魅力的な東洋人の女がいると見ているんだろう。」

以下は塔子さんのコメント。
この人はたまに、これといった狙いもなく、惜しみない賛辞をくれることがある。
落とす必要もない結婚している妻に対して。

帰り道の車の中、ふつふつと沸き上がってくる幸福感の意味を探ろうと考えた・・・。

以下は私の感想。
日頃から賛辞に慣れている雨宮塔子も、やはり母親としての時間が主流の毎日なのだろう。女として扱われたことに、沸々とした幸福感を味わったのだ。
一方、サラリとこういったことが言えるアオキ氏も、普段からこのような会話や感覚に慣れているのだろう。
妻以外の女性にも、間違いなく言っている。
しかし、そこは問題ではない。

フランスは、オトナの世界、オトナの会話が昔からある国なのだ。 羨ましい。

ラテンの男は釣った魚にエサをやるそうだ。
またラテンの男は、そしてアオキ氏も、女性と一緒の時は決して別の女性に興味を示さないそうだ。
その晩も絶対関心があるはずのドヌーブに、彼は一度も視線を送らなかった。
スゴイ!

マナーとして日本の男性も覚えておいてほしい。
というより、私自身戒めなくては・・・。
(ダンナの前で、「あの人かっこいいねえ〜。」という発言は、内心思っていても口に出さないのがオトナってものだったのだ)


ここでいきなり、自分のことになり、レベルが落ちるが・・・

以前、私は体調を崩したことがあり、その後、たまたまある会社の社長さんと出くわした。             

(社長さん) 「その後具合はいかがですか?」
(私)          「もう、ぜ〜んぜん大丈夫です!!」
(社長さん)   「それは良かった。 ますますお綺麗になられて。」
(私)          「?」 「!!」

(こんなことを書く、私は相当ずうずうしいけど、まあ、それはそれとして・・・)
なんの脈絡も無いようだが、ちゃーんと女性を誉めることを忘れない。
普段、誉められ慣れていない私は、お世辞でも十分に嬉しい。

帰宅後すぐにダンナに報告する。
「さすが、社長ともなると気配りが違うね!! サラリと誉めることを忘れないよ! 見習ってくださいっ!!!

「え〜、オレも外ではちゃんとゴマすってるよお〜。」
との返事だったけど、釣った魚にもエサをやろうよ!
うーん、それは私にも言えている。

夫婦揃って素敵な40代を送るため、私自身ダンナに対して、多少は心を入れ替えようかと思う、バレンタインの晩でした・・・。