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またひとつ、お気に入りのお菓子が完成しました!
カシス・フロマージュ

苦心の末、完成したときのこの嬉しさよ・・・。
喜びで全身の細胞が若返るとでも言おうか・・・。

 

 

さてさて、お菓子について。
ベースは先月、ドゥマールで講習を受けたもの。
その時の試食で、かなりの満足を得た私ですが、なんせ、ドゥマールのレシピは行程が多く、複雑、めんどう。

お菓子を日々作り慣れている、私のネット友達さんたちなら、きっと作れます。
でも、松本の私の生徒さんには、もっと簡単にして、もっと気軽に取り組めるよう、手直ししてあげたい。
アシスタントちゃんでさえも、レシピの文字の多さ、細かさだけでも作る気力が失せる、と言うもの。

そんなわけで、帰りの特急あずさの中で、いかに改良できるかと思い巡らすのが常。
(しかし10分後には睡魔に撃沈される)

 

前置きが長くなりましたが、とても作りやすくなりました。
さて、組み立てをご説明。
風味の良い、レアチーズケーキです。
フォークを入れると、中からカシスのソースが出てきます。
(先月のレッスンで、カシスはソースとして食べるのが、風味が味わえてお勧めです、と私はレクチャーしたばかり。まさにそのパターン。)
そして、ここが自慢のボトム生地。(発案はドゥマールで私のオリジナルではないけど)
なんと、焼いたサクサクのクランブルをホワイトチョコレートで絡め、敷いてあるのです。

まとめると、レアチーズケーキの中から、カシスのソースが現れ、サクサクの甘いクランブルが敷かれている、と言うわけです。
しかも、そのひとつひとつのパーツの風味がとても良い。

 

お菓子で大切なことは、風味、食感、後味、ハーモニー、デザイン性、さらにグリペールでは、作り易さも項目に加える。

世の中は連休中なのに、試作をし、パソコンにまで向かっている私は、ワーカー・ホリックと呼ばれるでしょうか? (別に呼ばれないか)